《淺野 健一》古典技法をモチーフにした “新時代の傀儡師”

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1981年生まれ愛知県出身の造形作家 《淺野 健一(あさのけんいち)》は、「能」や「鎧・兜」、「相撲」など、日本の伝統技法と古典技法に着目しそれを用いて新時代の“傀儡(くぐつ)”を製作・発表している。

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icon-question-circle 淺野 健一とは?

2006年に愛知県立芸術大学を卒業後、仏像修復の仕事に携わりながらからくり人形を研究。同時に格闘技にも打ち込む。日本の古典彫刻に触れる傍ら、小さい頃から大好きな漫画やゲームの影響から古典技法で遊ぶをコンセプトに活動しております。
伝統技法を用いて作られたものは高い完成度を誇るが新しさは感じさせない。

新しい技法で作られた新しいものは、面白いが飽きも早い。

僕は伝統技法と古典技法を用い、新しい感性と新しいモチーフと新しいテーマで新世代の古くて新しい神を作りたい。ある行為で別の新しいものになること、それによりパワーを得ること。

「傀儡、憑衣、一体化、コスプレ、装備、変身、禊、転生」をテーマにしています。

引用元 : KENICHI ASANO website

icon-arrow-circle-down 《能格》

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闘いのなかでの感情を、能面で表現。 からくり人形、12inchフィギュア、甲冑、格闘技、能面、自分の好きなものを余すところ無く混ぜた自刻像。 糸で姿勢を変えて固定できることから、 人の人生の運命を暗示している。

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icon-arrow-circle-down 《剛の者》

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強さ故に神格化した強者を表現。光る鎧を身につけた様は変身ヒーローを彷彿とさせる。変身しているその瞬間は現で生きていると言えるのか?

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icon-arrow-circle-down 《karma》

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小さい頃、人は死んだらまた生まれ変わるんだと聞いてとても怖くなったのを、今でも覚えてる。「終わりがない」ということに対して漠然とした不安を抱いてた。それは今でも変わらない。

同時によくやってたテレビゲームで感じてた、全ステージをクリアした後で何事もなかったかのように初めから始まるあの絶望感。骨になって死んだキャラクターが三秒後には復活して、また冒険を始める死への希薄感。

そもそも入れ物であるキャラクターを選択してゲームの世界に入っていくのは、新たな誕生。それは見た目だけが違う人間の姿を示唆している。

ゲームで遊ぶことで死生観が構築されてきた僕は、やはり玩具やゲームをモチーフに死生観を表現してみようと思う。

引用元 : KENICHI ASANO website

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icon-angle-double-right 古典技法を用いた傀儡と、現代のポップカルチャーの要素を掛け合わせる発想はとてもおもしろいですね…!

アニメやマンガ、ゲームなどの影響を強く受けているようなので、浄瑠璃のような舞台を現代版傀儡でやってみたらどうかななんて思ってしまいました。

9月13日から開催される【BIWAKO ビエンナーレ】には大きな作品を出品するみたいです。楽しみ…!

via KENICHI ASANO website

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