極彩色の悪夢!危険すぎる覗きの世界! ” 夢覘(ゆめのぞき)―佐伯俊男画集 “

Pocket

夢を覗く“という行為。それはどんな世界で、どんな感覚に陥るのか。その”危うさ”を感じる事は、少年時代に父親の隠していた成人向け雑誌をおそるおそる手に取ってしまう感覚に似ているかもしれない。

アンバランスな興奮状態、非現実の中のエロティシズム、魅力的な毒キノコ。

70年代のアングラ時代を象徴する作家として、国内だけでなくアメリカやフランスでも熱狂的なファンの多い “佐伯俊男 氏”。

5月下旬に『夢覘(ゆめのぞき)―佐伯俊男画集 』が刊行されました。

icon-question-circle 作品紹介

無惨にして妖艶、陰惨にして美麗――。稀代の絵師、佐伯俊男が1970年代から80年代にかけて発表した幻の作品群(過去の画集・作品集に未収録の作品165点)を集大成。極彩色の悪夢、極美のエロティシズム。
(出典 国書刊行会)

saeki_final-4
(出典 http://tacoche.com/)

saeki_final-38
(出典 http://tacoche.com/)

saeki_final-13
(出典 http://tacoche.com/)

icon-question-circle “佐伯俊男”とは?

1945年宮崎生まれ。
大阪へ移住した4歳のとき、隣家渡辺宅の縁側への落描きを当主人に褒められたことが、以後絵画を志す大きな契機となる。1969年上京。
アパートの四畳半で突如誕生した特異な画風は、寺山修司、澁澤龍彦らの激励を受け、翌70年『平凡パンチ』でデビュー。『佐伯俊男画集』(アグレマン社)を処女出版する。
その後、出版界を中心に国内外で活動。1979年フランスで作品集が劇場版アニメ映画化(アルゴス・フィルム)される。1996年著書『痴虫2号』の序文にティモシー・リアリィ博士から“エロティック・エンジニア”との賛辞を贈られる。
佐伯作品にはミュージシャンやアーティストたちの支持者も多く、ジョンとヨーコのレコード・ジャケット、山下洋輔トリオのコンサートポスター、インキュバスの舞台背景画などでも異彩を放つ。
近年は米国、フランス、イスラエル、英国で個展を開催。
著書には『緋匤』(芳賀書店)、『痴虫』『痴虫2号』(エディシオン・トレヴィル)、『淫剣花』(河出書房新社)、『佐伯俊男70』(青林工藝舎)、『昭 和わんぱく遊び図鑑』(ビリケン出版)、『佐伯俊男音楽野私娯途』(プレスポップ)、『てじなで だましっこ』(福音館書店)、『ONIKAGE』 (LAST GASP)などがある。

(出典 http://www.toshiosaeki.net/)

icon-question-circle その他作品

筆者が以前に佐伯俊男氏を知るキッカケとなった作品集が『あかいはこ―佐伯俊男彩色画集』でした。初期作品集の復刻でしたが、色褪せる事のない鮮やかなコントラストと、リアルから一歩引いたところに見える世界に衝撃をうけました。

kaza004

Saeki-Akai_Hako_6

Saeki-Akai_Hako_1

Saeki-Akai_Hako_3

Saeki-Akai_Hako_8
(出典 http://art.vniz.net/)

 

icon-question-circle 現在開催中!

中野の『タコシェ』にて今月14日から開催している『夢覘—佐伯俊男画集』刊行記念フェアも、今週金曜日(27日)まで…!残念ながらサイン会は終わってしまいましたが、著者校了紙(片面刷り)の展示はまだやっているようです。

icon-searchタコシェ

icon-map-marker 〒164-0001
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ3F

icon-phone-square 03-5343-3010

icon-clock-o 12:00~20:00(年中無休)

 

Pocket