唇の大きさは美の象徴 “ムルシ族” ルーツは暗い過去にあった

Pocket

icon-lightbulb-o またしても民族ネタですがやはりエスニックの文化は魅力的です。皆さんも一度は目にした事があると思いますが、唇に石盤をはめ込んだエチオピアの少数民族”ムルシ族”。筆者は小学生の時、図書室で民族の本を読んでから虜になりました。

 icon-desktop ムルシ族 (少数民族大図鑑)

icon-arrow-circle-down ムルシ族の女性。お洒落です。

20090414murshi
(出典 africa.travel.coocan.jp/)

icon-question-circle ムルシ族とは?

150~200年前にオモ川の西から川を渡り移動して来たと考えられている。それからも1900年前半と後半に移動を繰り返し現在の場所に移動してきた。19世紀の終わりにメンリク2世によってこの地域はエチオピアに組み込まれた。奴隷貿易が盛んだった頃は数多くのムルシ族が奴隷としてとらえられ、南米などに送られた。
(出典 africa.travel.coocan.jp/)

icon-angle-double-right  ムルシ族の女性の特徴である唇の皿。思春期から結婚への準備期間にはめ込みます。「ディビニヤ」って呼びます。最初にはめてから成長するに従ってだんだん大きくしていき、大きい程美しい女性として見られる価値観があるようです。

icon-arrow-circle-down この皿には溝があってそこに唇をはめ込める様に工夫された作りみたいです。土器の製造が盛んなんですね。

magomurushi1
(出典 africa.travel.coocan.jp/)

icon-angle-double-right しかし今では美しい女性とされる風習でも実はこの地域の暗い過去にあったみたいです。

紹介でもあるように19世紀には奴隷貿易が盛んになり、この地域もかなり侵略されたようです。そこで「自分自身を醜く見せれば誰も持って行かないだろう」という考えになり、このような風習ができたようです。どこかのタイミングで誰かが、「暗い過去を忘れて美徳に変えてしまおう!」と宣言したんですかね。もしそうだとしたら勇気のある行動ですね。

歴史には暗い過去がつきものという事は多いですね。ここは実は観光地化していて日本人も結構観に行くことがあるようです。お金と時間に余裕があれば人生一度は会いたい民族です。

 

Pocket