ブラウン管TVが打楽器に生まれ変わる!”和田永”

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icon-lightbulb-o長い間親しまれていたブラウン管テレビも時代の流れとともに”過去のもの”なってしまいました。しかしそんなブラウン管テレビを打楽器として蘇らせた芸術家がいます。

icon-desktop 和田永  Web site
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(via : http://www.steamblue.net/)

icon-question-circle Braun Tube Jazz Band

電気楽器を演奏するナイジェリアのミュージシャンは、”伝統が損なわれないのか“というインタビュアーの質問に対してこう言い放った。

逆だよ、神話のスピリットは電気を使った方が表現しやすいのさ!!

その言葉と共鳴するように私の内部でスパークしたある鮮烈な光景・・それは先進国で捨てられた電化製品がとある町のストリートで”楽器”として演奏されている風景。そこでブラウン管テレビとVHSビデオデッキを音階の数並べ、ガムラン的打楽器セットを作成。

未来世紀ブラウン管が奏でる電気音楽の世界へようこそ。

Ei Wada_Braun Tube Jazz Band_5.1
(via : http://www.steamblue.net/)

icon-angle-double-right 2010年の文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞した和田永によるパフォーミングアーツ” Braun Tube Jazz Band “。砂嵐のようにノイズが流れるブラウン管が陳列され、その画面を叩くと音が鳴る…!

楽器自体ですでに作品として素晴らしいと思いますが、ライブパフォーマンスとしてでなければ完成しないものみたいですね。ガムランのような音なので土着的な音でありながら、画面を叩くという機械との接触の行為自体が未来的に感じ、不思議な時代感覚に陥ります。

icon-youtube-play  Braun Tube Jazz Band at REPAIR in Linz 2010 (Ars Electronica)

icon-angle-double-right 後半のパフォーマンスではシンセサイザーのようにもなる演奏をしています。VHSを入れる光景がたまりません。攻殻機動隊の挿入歌に合いそうです。

icon-question-circle Open Reel Ensemble
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(via : http://jp.residentadvisor.net/)

icon-angle-double-right その他に、旧式のオープンリール式磁気録音機を現代のコンピュータとドッキングさせ、「楽器」としてして演奏するプロジェクトも2009年から中心を担って活動しています。現在でもその注目度は高く、ライブやアートイベントの参加も積極的に行っています。

icon-youtube-play Open Reel Ensemble 2011.5.13 Performance

 

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