日本が生んだ孤高のサウンド・アーティスト” 鈴木 昭男 ”

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(出典http://mac7641.blog37.fc2.com/blog-entry-1144.html

自然への音楽的感謝表現のカタチ。

ここ日本には世界から一目置かれる才能豊かな偉人たちが数多く存在するが、この” 鈴木 昭男”もその一人である。

一般的にサウンド・アートの先駆者と評されるのだが、実際の行動範囲はとても広いため一括りでカテゴライズするのはナンセンスである。またどこか仙人を思わせるその風貌からも彼の人柄に興味をそそられてしまう。今回はそんな彼の作品を少々紹介させて頂きたい。

icon-arrow-circle-down ” 点音 ” (おとだて)

(出典http://artazamino.jp/event/2009otogaegaku/

(出典http://show-tengai.com/blog/?p=37

1996年に制作されたサウンド・インスタレーション。本人自身が街を歩きそこで聞こえてくる音(エコーポイント)に耳を傾け、この写真を見ても分かるように、足の中に耳が描かれた印でマーキングしていくという内容だ。ロケーションの場所にベルリン、パリ、ストラスブルグを選択している。今はもう無くなっているかもしれないが、もしこの街に行く機会があれば是非同じ場所に立って聞いてみたい。

icon-arrow-circle-down ” ANALAPOS ”

70年代に作成されたエコー楽器。合わせ鏡のような構造をしているオリジナルの楽器だ。まずは聞いて頂きたい。

何と表現したら良いのだろう。可能性を十分秘めた楽器であることは間違いない。この重なり合うエコーの仕方は電子楽器では表現しきれない音だろう。

過去に「新・青い目の侍 ” Jim O’Rourke”」でも紹介したように、様々なアーティストとの交流や演奏もあり、未知の力がぶつかり合うような衝撃を与えてくれる。実験音楽好きなみんなも時間があれば彼のパフォーマンスを是非見に行ってみてはいかがだろうか。

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