20世紀で1番デカい写真集 その名も”SUMO” !

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icon-lightbulb-o “SUMO”とはもちろん我ら日本人の国技”相撲”です。ドイツ出身のファッションフォトグラファ”Helmut Newton(ヘルムート・ニュートン)”によって2000年に発売された写真集ですが”SUMO”だけあって重量もサイズもギネス認定されてるようです。

icon-desktop Helmut Newton Website

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(出典 http://www.helmutnewton.com/)

icon-question-circle “SUMO” / Helmut Newton

icon-angle-double-right このギネスにも登録されている写真集、サイズはなんと20X28インチ51X71センチ、 重さは何と66ポンド29.9キロもします。その総ページ数は 480ページ…。めくるだけで腱鞘炎(けんしょうえん)になるかもしれません。ニュートンの上流階級の雰囲気を持った“クールでエロティック”な一連の代表作が収録されています。

icon-arrow-circle-downこれが表紙。普通の写真集に見えますがデカいんです
Helmut-Newton-SUMO
(出典http://tufotografia.pl/helmut-newton-sumo )

icon-arrow-circle-downこれはデ、デカい
SUMO
(出典 http://photographes.monipag.com/)

icon-question-circle  “Helmut Newton(ヘルムート・ニュートン)”とは?

1952年にヴォーグ・オーストラリア版で仕事を始め、1957~1958年にはヴォーグ・イギリス版と契約した。 1962年にパリに移り住みヴォーグ・フランス版の仕事がきっかけで実力が認められるようになる。
初期のニュートンの写真は映画やドラマをヒントにし たものが多く見られる。しかし70年代以降に開花するヨーロッパ上流階級の退廃的な雰囲気と潜在的な暴力、エロティシズムを感じさせるスタイルのベース をこの時代の写真に発見することができる。60年~70年代にかけて各国のヴォーグ誌、マリークレール、エル、シュテルン、プレイボーイで活躍する。

彼のスタイルは1971年に心臓発作を起こして大きな転機を迎える。それ以降ニュートンは自分の体のことを考え自分 の望むイメージしか撮らなくなる。雑誌やクライエントの為に心臓に負担のかかるプレッシャーの中でアイデアを絞りだすことをやめ、彼は戦前の ベルリン時代からの自分自身の体験をベースにしたイメージのみを撮影することになる。
(出典 http://www.artphoto-site.com/)

icon-arrow-circle-down心臓発作を起こしてからも写真を撮ったんですね
helmut-newton-sumo-naked-vogue-1980
(出典http://azulitadotnet.wordpress.com/ )

彼の写真スタイルはより激しいセクシーさやエロティシズムを追求するように変貌していった。今までファッション写真ではタブーであった 売春婦、フェティシュ、女性の男装などをモチーフに取り入れるようになる。時代の流れを先取りしたイメージは最初ポルノだとの物議をかもした。しかしこのスタイルの変化が彼のオリジナリティーを確かなものにし、特に写真集 “White Women”を1976年に出版後は彼は写真家どころかアーティストの地位を不動のものとしていった。
(出典 http://www.artphoto-site.com/)

icon-arrow-circle-down写真家としてではなくアーティストという認識に変わった
10_03_2008_0501171001205108030_helmut_newton
(出典 http://sneye.blogspot.jp/)

icon-angle-double-right 2000年代に入っても活躍していましたが、2004年に自ら運転するキャデラックが壁に衝突し、83歳でこの世を去りました。現在でもこの写真集のサイズ記録は破られていないようです。

ただ大きいだけでなく”写真家としての内容”が伴っているからこその価値なんでしょうね。

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