毒のある少女像 “清水真理” の球体関節人形

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icon-lightbulb-o 本日8日から”銀座・スパンアートギャラリー”で向川貴晃との合同展示”吸血鬼幻想” を開催する人形作家 “清水真理”をご紹介。

icon-desktop 清水真理 Official Website

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(出典 http://furutaniaoi.blog36.fc2.com/)

icon-question-circle 人形作家・”清水真理”とは?

人形作家。 熊本県天草出身。

主に球体関節人形のほか、 実験的な人形オブジェ作品を制作する.。
2000年、 バンド “ムック” のCDジャケットに人形写真が使用され、 注目される。テレビドラマ 「赤い糸の女」 (東海テレビ) や 「カラマーゾフの兄弟」 (フジテレビ)、 愛知芸術文化センターの 映画 『ホッテントットエプロン・スケッチ』 (七里圭 監督) や 『アリスが落ちた穴の中』 (寺島真里監督) 、 虚飾集団廻天百眼の舞台 「少女椿」 への人形提供、 松岡正剛 プロデュース書店 「松丸本舗」での人形展示など、 従来の創作人形の枠を超えた表現活動を行っている。

2011年から毎年、 イタリア・ブレシアでの展示 「Il Giappone nel chiostro」 に参加。
2013年冬、 ファッションブランド 「ペイ* デ* フェ」 とのコラボレーションワンピースを発表。現在も精力的に作家活動を続けている。
これまでの掲載誌に『アートコレクターズ』、『yaso夜想』、『トーキング・ヘッズ叢書』など。主な作品集に 『Miracle~奇跡~』 がある。
(出典http://shimizumari.jimdo.com/ )

icon-arrow-circle-down『Miracle~奇跡~』
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(出典http://shimizumari.jimdo.com/ )

icon-angle-double-right 筆者は『yaso / 夜想』の特集”モンスター&フリークス“を読んでから好きになりました。多摩美に在学中から映像作家に属していたみたいで、卒業後も映像作品をいくつか出しているんですね。映像作家としてのイメージはあまりなかったのですが、人形作家としての作品の魅力は独特です。特に2008年の個展「聖書と木馬」の作品は物語性とその世界が好きです。

icon-arrow-circle-down個展「聖書と木馬」
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(出典http://ishiiasuka.blog.shinobi.jp/)

icon-arrow-circle-down「私の中の私」
撮影-田中-流
(出典http://shimizumari.jimdo.com/ )

icon-angle-double-right 去年フランスのポンピデュセンターで”ハンス・ベルメール“の球体関節人形を見ましたが、彼は身体を「変形」や「異型」とさせる手法で有名ですよね。清水真理さんも「夜想」のインタビューで「畸形(フリークス)」について語っています。

“畸形には2種類あり、コルセットなどを使う「人工的な畸形」と「自然に生まれてくる畸形」。医学の発展で畸形の数はどんどん減り、その場所を失っている。その人間の真理が怖い。皆を画一には絶対できないし、マイノリティの存在は消えないから。”
(参考『 yaso / 夜想 “モンスター&フリークス』)

icon-arrow-circle-downハンスベルメール作品
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(出典 http://mihoko.tumblr.com/)

“私は第三者だから人形を作れるのかもしれない。自分がそういう肉体を持っていたら作れないと想う。ただその人たちが抱えている、他の人たちに理解してもらえない部分は私達の想像を超えている。ただ作家である人とか作家の人たちが抱えているメンタリティって絶対マイノリティだと思う。社会は大多数や強いものに動いて行ってしまうから、マイノリティであるものの存在を消したくないというのが私の中にはある。
(参考『 yaso / 夜想 “モンスター&フリークス』)

icon-angle-double-right 確かにマイノリティでなければ芸術家でないかもしれません。「畸形」と「芸術家」はお互いにマイノリティであるから題材にする人が多いのかもしれませんね。

インタビューを読んでしっかりと自分がやっていることに目を向けてる人だと感じました。素敵な人です。

icon-question-circle 清水真理×向川貴晃 展『吸血鬼幻想』

mari-shimizu-takaaki-mukaigawa-vampire-fantasy
(出典http://shimizumari.jimdo.com/ )

icon-clock-o 2014年4月8日[火]~4月19日[土]

◆11:00~19:00 (最終日17:00まで) ◆日曜休廊

◆会場:スパンアートギャラリー

◆住所:〒104-0061
東京都中央区銀座2丁目2-18 西欧ビル

◆TEL:03-5524-3060
◆fax:03-5524-3103

http://www.span-art.co.jp/exhibition/201404vamp.html

 

 

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